今回は、
記事のタイトルって何文字が適正なの?
サイトによって言ってることバラバラなんだよなぁ…。
そんな悩みや疑問を解決していきます。
- 記事タイトルの文字数で悩んでいる人
- ブログ初心者さん
ブログの運営を始めたばかりの方にとって、「記事タイトルの文字数」は悩みの種の1つですよね。
おそらく、ブログ関連の本やWebサイトで調べても、明確な答えは見つかりません(正解のように書いてはありますけど…)。
書かれているのは、
- 「ブログのタイトルは30文字以内で書こう」
- 「記事のタイトルは30〜34文字が適正」
- 「タイトルは28文字がベスト!」
といった感じでバラバラです。
そこで、
本記事では、ブログの成功に大きく影響を与える記事タイトルの適切な「文字数」や具体的な「作成方法」について詳しく掘り下げていきたいと思います。
記事のタイトルを決める際の重要なポイント、「検索ユーザー」と「SEO」視点の2つを中心に解説。
具体的なポイントやテクニックを紹介しながら、あなたのブログのアクセスを向上させるためのヒントを案内します。
さらに、記事タイトルの評価方法やリライトするタイミングについても触れることで、実際の運営に役立つ情報をお届け。
ぜひ最後までご覧になっていってください。
それでは、本題に参りましょう。
ブログの記事タイトルの最適な文字数について
先に結論からお伝えしておきます。
正直なところ、記事タイトルの文字数にはっきりとした正解はありません!
一般的には、ブログの記事タイトルの最適な文字数は「30文字前後(28文字〜32文字)」と言われています。
この範囲内であれば、「Googleの検索結果において表示される可能性が高いから」という理由からです。
なので、
記事のタイトルが27文字だからといって、クリックされないなんてことはありません。
安心して自由に決めてもらって大丈夫です。
とはいえ、短くしすぎても長くしすぎても、ユーザーにとっての視認性が低下することだけなので、不安に思われる方は、一般的な「30文字前後」を目安にしてください。
何より大事なのは、検索ユーザーにとって、魅力的かつ具体的な内容を示すタイトルを作成することです。
ブログの記事タイトルを決める2つのポイント
ブログの記事タイトルを決める際のポイントは「2つ」あります。
- ユーザーの検索意図を意識する
- SEOを意識する
検索意図?SEO?
詳しく解説していくので安心してください!
ユーザーの検索意図を意識する
記事のタイトルで1番大切なのは、ユーザーの検索意図を意識することです。
検索意図とは、ユーザーがGoogleやYahoo!といった検索エンジンを使って、調べ物をする際の「目的」のことを言います。
「Googleが掲げる10の真実」でもユーザーファーストについて明記されており、ブログ運営において非常に重要な指標の1つなので、ぜひ確認しておきましょう。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えてきました。新しいウェブブラウザを開発するときも、ホームページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
引用元:Google が掲げる 10 の事実
ユーザーの検索意図を意識して記事のタイトルを決めていけば、結果的にアクセスを集めることに繋がります。
検索意図についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
SEOを意識する
また、記事のタイトルを考える際には、必ず「SEO(検索エンジン最適化)」も意識するようにしましょう。
SEOにおいて記事のタイトルは、
検索結果で上位に表示されるための重要な戦略の1つです。
Googleの公式サイトでも⇩
タイトルリンクは、検索結果上でリンク先のページの内容をユーザーが一目でわかるように表示し、検索クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで重要な要素です。どのページにアクセスするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトルを設定することが求められます。
引用元:Google検索 セントラル
私自身も、
記事のタイトルをリライトしただけで、検索順位が大幅にアップした経験は1度や2度ではありません。
それくらい記事のタイトルは、検索結果に大きく影響を及ぼすものだと理解しておくべきです。
検索ユーザーを意識した記事タイトルのポイント
検索ユーザーを意識した記事タイトルに関して、注意するポイントは以下の「4つ」です。
- タイトルの読みやすさ
- 鉤括弧(かぎかっこ)を使う
- 記事の内容を的確に表現する
- 数字を使う
順番にみていきましょう。
タイトルの読みやすさ
タイトルが一目で理解できるものであることが重要です。
また、
「漢字」と「ひらがな」のバランスにも注意してください!
読みやすさを意識したタイトルは、ユーザーが記事の内容を瞬時に把握しやすくなります。
たとえば、「月1万円までのロードマップ!初心者向けのブログ収益化ガイド」のようなタイトルは、ターゲットユーザーに内容が一瞬で伝わるはずです。
複雑な言葉や専門用語を多用するのは避け、誰にでもわかりやすい言葉を選びましょう。
鉤括弧(かぎかっこ)を使う
タイトルに【】を使うことで視覚的に目立たせることが可能です。
例えば
「【簡単】ブログ収益化の方法」や「【必見】副業初心者のための成功法」といった感じで、ユーザーの視線を引きつけやすくなります。
大事なポイントは、【】を使って特定の特徴や重要な点を強調すること。
そうすることで、クリック率も伸びやすくなります。
簡単なのでぜひ使ってみてください。
記事の内容を的確に表現する
クリックした後に内容が期待外れだと、ユーザーはすぐにページを離れていくでしょうね。
これを避けるためには、タイトルが記事の内容を的確に表現していることが不可欠です。
記事の概要や主なポイントを反映したタイトルを作成することで、ユーザーの期待と実際の内容を一致させることができます。
例えば、先ほどの「月1万円までのロードマップ!初心者向けのブログ収益化ガイド」というタイトルなら、具体的な方法や実例を記事内で詳しく解説していかなくてはいけません。
タイトルと内容が一致していれば、ユーザーの満足度が向上し、検索エンジンからの評価も上がっていきます。
数字を使う
数字は視覚的に目立ちやすく、内容が具体的であることを示すため、ユーザーの興味を引きやすい特徴があります。
タイトルに数字を含めると、
説得力が増してユーザーにとっても魅力的です。
例えば「副業ブログで稼ぐための5つの秘訣」や「初心者が知っておくべき3つのブログ運営コツ」といったタイトルは、内容が具体的でわかりやすい印象を与えてくれます。
また、タイトルに「2024年版」と数字が記載されているだけで、比較的新しい情報だとすぐに理解できますよね。
記事のタイトルに数字を入れる前と後で、アクセス数の変化を体感してみましょう。
SEOを意識した記事タイトルのポイント
SEOを意識した記事タイトルは「3つ」ポイントがあります。
- キーワードを左側に寄せる
- 過剰にキーワードを詰め込まない
- 検索上位の記事タイトルを参考にする
以下で、詳しく解説していきますね。
キーワードは記事タイトルの左側に寄せる
記事のタイトル内でキーワードを左側に配置することは、SEO対策の基本です。
理由は⇩
人間が一度に知覚できる文字数は、少ない人で9文字、多い人で13文字だと言われています。瞬間的に文字と意味を同時に把握することができる文字数は13文字が上限。これ超えると、意味をつかみ取るのに「読む努力」が必要になるのです。
引用元:ダイヤモンド・オンライン
「13文字の法則」は超重要なので覚えておきましょう。
なので、
記事タイトルの左側に重要なキーワードがあれば「ユーザーの目に留まりやすい」と、検索エンジンも評価してくれるからです。
よって、重要なキーワードを左側に置くことは、SEO効果を最大限に引き出すための基本的なテクニックと言えます。
過剰にキーワードを詰め込まない
SEO効果を高めるために、キーワードを適切に使うことは重要ですが、過剰に詰め込むことは避けるべきです。
一昔前は、流行った時代もあったみたいですが、現在では間違ったSEO対策の代表例となっています。
過剰にキーワードを詰め込み過ぎると、検索エンジンからペナルティ受けて、検索順位が大幅に下がる可能があるので注意しましょう。
どうしても、1つの記事タイトルに同一のキーワードを入れたい場合は、多くても「2回まで」ですね。
大事なことなので忘れにように!
検索上位の記事タイトルを参考にする
検索エンジンで上位にランクインしている記事タイトルを参考にすることは、効果的なタイトルを作るための1つの方法です。
これらのタイトルは、
すでに多くのユーザーからのクリックを獲得しており、検索エンジンにとっても価値があると認識されています。
まず、自分が狙いたいキーワードで検索を行い、検索上位の記事タイトルを分析してみましょう。
上位記事のタイトルには、どんなキーワードが使われているのか、どのような言い回しが使われているのかに注目してください。
また、タイトルの長さや構成、具体的な数字や魅力的な言葉(例えば「簡単」や「すぐに」など)が含まれているかも確認することが重要です。
このように、成功しているタイトルの傾向をつかむことで、自分の記事のタイトルに反映させることができます。
単純に模倣するのではなく、参考にしつつも自分なりの工夫や独自の視点を加えることも忘れてはいけません。
最終的には、
ユーザーにとって価値のある情報を提供することが最も重要です。
他のサイトを参考にするのが苦手な方は、下記の記事をご覧ください。
記事タイトルは検索順位とクリック率で評価!
ここからは、作成した記事タイトルを評価する方法について解説していきます。
記事のタイトルは、「掲載順位」と「CTR(クリック率)」で評価しましょう。
ちなみに、超簡単なので一瞬で終わります(笑)
あと少しお付き合いください。
データの分析
蓄積されたデータを活用して、記事タイトルを評価・分析する方法を具体的に紹介していきます。
Googleサーチコンソールが登録みであれば、「検索順位」と「CTR(クリック率)」の確認は簡単です。
まだの方は、登録を済ませておいてください。
それでは、
一緒に確認していきましょう。
各記事ごとの「CTR(クリック率」と「掲載順位」が表示されるので確認してください。
簡単でしたよね。
この数字を下記の一般的なデータと比較してみましょう。
掲載順位 | CTR(クリック率) |
1位 | 39.8% |
2位 | 18.7% |
3位 | 10.2% |
4位 | 7.4% |
5位 | 5.1% |
6位 | 4.5% |
7位 | 3.4% |
8位 | 2.6% |
9位 | 2.4% |
10位 | 2.2% |
自サイトの「掲載順位」と「CTR(クリック率)」を、一般的なデータと比較して、明らかに下回っている場合は、記事タイトルのリライトが必要になってきます。
記事のタイトルをリライトして、「CTR(クリック率)」を改善していきましょう。
詳しくは⇩
記事タイトルをリライトするタイミング
記事を公開してから2〜3ヶ月くらいは放置しておいて構いません。
特に、ブログを開設して間もない頃は、記事の順位も安定しないので、新規記事の作成に注力しましょう。
順位が気になるのはわかりますけどね(笑)
2〜3ヶ月間放置した上で、改善の余地がある記事をピックアップして、記事のタイトルをリライトしてください。
そして、
リライト後も再度データを確認し、どの程度効果があったかを確認する癖をつけましょう。
リライトは1度行って終わりではなく、定期的に見直すことでより良い結果を継続的に得ることができます。
記事のリライトに関して詳しくは⇩
まとめ:ブログタイトルの文字数について
本記事は、ブログの記事タイトルの文字数について解説してきました。
最適な文字数については、一般的に言われる「30文字前後」で作成しましょう。
具体的には「28〜32文字」くらいでOKですね。
また、
記事タイトルを考える際は「検索ユーザー」と「SEO」の2つの視点で考えることが重要にはなってきますが、1発合格を目指さなくても大丈夫です。
後からリライトする前提でどんどん記事を公開していきましょう。
また、ブログの導入文(リード文)でお悩みの方は、下記の記事をご覧ください。
以上、最後までお付き合いありがとうございます。